年始の贈り物、ギフト
年が明けて最初にやってくるご挨拶行事(年始回り)。
また、親戚や子ども達へのお年玉も準備しなくてはいけません。
新年にふさわしい、喜ばれる贈り物にはどんなものがあるでしょうか。
【年始のマナー】
お年賀は通常、1月1日から松の内(1月7日)までに、また、女性であれば小正月と呼ばれる1月15日までに贈る物とされています。お歳暮を贈られている場合であれば特に贈る必要の無いものですが夫婦の実家や、親戚、上司や特別お世話になっている方への挨拶回りなど、相手のお宅へ伺う際には手土産として何か持っていく物とされています。また、お歳暮であれば構いませんが、お年賀は相手もしくは自分が喪中の場合は避け、後日、寒中見舞いとして贈るのがマナーです。
【年賀のご祝儀、お年玉】
日本のお正月、年始、年賀の慣習行事に子ども達にあげる(お年玉)があります。最近は、子供から御両親へお年玉をあげる事もありますが、いずれも定まった額、決められた額という物はありません。このお年玉は、現金をお年玉袋に入れてあげるのが一般的ですが、まだお金の価値を理解できない小さいお子様には図書券、文具券などで贈られることもあります。年始のこういった行事は贈るという行為だけでなく、貰ったときの挨拶や礼儀を覚える子ども達の良い勉強の場にもなります。
【年賀に喜ばれる贈り物】
年賀の贈り物としては、一年の無事と健康、幸せを願う縁起の良いもの、春の訪れを告げる心和む物が喜ばれています。受験生や勝負事のあるご家庭であれば打ち出の小槌、勝ち名乗りを意味する行事軍配など縁起ものの置物、飾り物も喜ばれますし、お花でしたら華やかでゆったりした気分にさせてくれる物、また、胡蝶蘭や、松など、玄関やリビング、床の間など家族皆が目に出来る物が喜ばれています。年賀は通常、お歳暮より金額的におさえた物を贈りますがお歳暮を贈られていない場合であれば、お歳暮と同等額位の物を贈られるのが良いでしょう。
若菜の節句、菊の節句の贈り物、ギフト
5節句をご存知でしょうか。桃の節句、端午の節句、七夕の節句に、あと…。
若菜の節句と菊の節句は意外と知られてない様ですが長寿、健康を願う昔からある行事です。この時期に人気の贈り物、ピッタリな贈り物をみつけてみましょう。
【若菜の節句、菊の節句】
3月3日桃の節句、5月5日端午の節句、7月7日七夕の節句…5節句のうちこれら3節句は日本でも古くから浸透し、親しまれる年中行事となっています。では、若菜の節句、菊の節句と呼ばれる節句はどうでしょう。若菜の節句や菊の節句時には健康や長生きを願うこの季節ならではの贈り物ギフトが店頭にも並びます。最近は年始のご挨拶や、敬老の日の贈り物にも使われるようになった若菜の節句、菊の節句の贈り物ギフトとはどのような物でしょう。
【若菜の節句(人日の節句)の贈り物】
1月7日は5節句の一つ若菜の節句(人日の節句)です。若菜の節句(人日の節句)は聞き慣れなくても、この日に食べる(七草がゆ)であれば分かる方も多いでしょう。大晦日、元日から続く節の料理に箸を置き、胃を休め、体を整える為に食べるとされる(七草がゆ)。日本では薬効がある七草を入れることから邪気を払いその年一年の健康を願う厄除け、無病息災の食べ物として1月7日に食べる習慣が広まりました。最近では、健康ブームにともない年始の贈り物として七草がゆセットを贈られる方々も増えています。
【菊の節句(重陽の節句)の贈り物】
9月9日は菊の節句(重陽の節句)です。陽(奇数)の最も大きい数(9)が重なる9月9日は中国では神聖に扱われ、日本にも5節句の一つとして伝わりました。菊は生命力の強さから不老長寿の薬と言われ、平安時代には菊酒を楽しむ酒宴を催したり、菊の花から露をうつしとった綿で体を拭く着綿(きせわた)と呼ばれる長生きの儀式も行われていました。この着綿(きせわた)は現在も和菓子の名前に使われており、不老長寿を願う贈り物として敬老の日などに利用されています。